抜歯について
歯列矯正の世界は、「できるだけ抜歯を少なくする」という方向へ、動いています。しかし、親知らず(親不知)や虫歯など、どうしても抜歯しなければならないケースもあります。抜歯後の注意を充分にできるかどうかで、出血、腫れ、痛みなども変わってきます。
親知らず(親不知)の抜歯
歯列矯正の世界は、なるべく抜歯をしないでおこう、という方向に、動きつつあります。しかし、歯列矯正を含めて、歯科の治療のなかには、虫歯、歯髄炎、歯周病がきわめて進行している、という場合や、根尖病巣を持つため、歯の保存が不可能という場合もあり、抜歯が行われることがあります。その歯が存在することが、隣の歯や歯周組織に悪影響を与えていたり、歯性感染症や歯原性嚢胞、歯原性腫瘍の原因歯となっていたり、あるいは、下顎骨骨折や上顎骨骨折をした場合に、治療の妨げとなる歯を抜歯することもあります。親不知の抜歯は、親不知が虫歯などになっていて痛むとか、周囲の組織が腫れて痛む、という状態になった場合、行われます。
抜歯前、抜歯後の注意
抜歯を行いたい場合でも、他に全身の疾患がある場合には、行えないという場合があります。循環器障害がある場合には、抜歯をきっかけとして、循環器疾患の症状が重くなるという可能性もあります。妊娠中、特に妊娠初期には流産の可能性があったり、妊娠後期に早産の危険性があったりするので、よほどの理由がなければ、抜歯を行わないほうが良いでしょう。歯列矯正などの審美歯科治療を行うのは、出産をしてからでも遅くはありません。肝疾患、腎疾患などがある場合にも、抜歯を行わない場合があります。また、日本では局所麻酔をして、抜歯を行う事が普通に行われています。しかし、第三大臼歯の抜歯など、痛みを伴う可能性の高い抜歯は、全身麻酔で行う傾向のある国もあります。
奥歯の抜歯は痛みがある?
抜歯には、痛み、腫れ、出血がつきものです。日本では局所麻酔を施して、抜歯を行うことが多いのですが、第三大臼歯の抜歯など、痛みを伴う可能性の高い抜歯は、全身麻酔で行う傾向のある国もあります。また、偶発症として、三叉神経や顔面神経の麻痺が起こるケースもあります。偶発症は、お医者さんの責任・力量不足が原因というケースもありますが、注意してもさけられない物もあります。抜歯をしてもらう以前に、患者の側も知識を得て、賢い患者にならなければ、ならないのです。
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